パシリ小話・「パシリ名作劇場」

ある所に一人の御主人と一人のパシリがいました。
今日も二人はミッションを終わらせてフォランの滝で一休み。

パシリ「あーれー・・・」
まあ、なんて事でしょう。
チョウチョを追っかけていたパシリが足を滑らせて滝底へドカンと落下。
パシリを失って途方にくれた御主人でしたが、
滝からとても美しい女性(声 田中理恵)がパシリを連れて現れました。
どうやらフォランの滝の女神様のようです。良くある話ですね。

それはともかく、女神様はご主人に言いました。
女神様「貴方が落としたパシリは、この時間に正確で老練な執事型ですか?」
御主人「いえ私のパシリはお寝坊で、あわてん坊でうっかりなパシリです」
すると女神様は別のパシリを出して言いました。
女神様「ではこの、合成が得意で戦闘もばっちりな少年型パシリですか?」
御主人「いえ私のパシリは、90%を失敗して戦闘もあさっての方にSUVを撃つパシリです」

御主人の正直な答えに感激した女神は言いました。
女神「なんて正直な男。貴方には元のパシリがふさわしい」
女神は御主人に元のパシリを返します。
パシリ「はうううああああ!!ごしゅじんさまぁああああ!!」
こんなに御主人に愛されてたとパシリは感謝感激です。

すると御主人は冷静に一言。
御主人「いや…お前にはS基板がさしたままだからなぁ」
パシリ「それはひどい」

ちゃんちゃん

某所に投稿したパシリ小話から。
テーマは世界昔話です。