パシリ小話・「Forget-me-not」


御主人「久しぶりだな440。実は話がある」
440「久しぶりですね御主人。話とは何でしょうか?」

御主人「うむ…実はその非常に言い辛いのだが引退する事にした」
440「つまりガーディアンを退職すると言う事ですね」

御主人「その、済まない440」
440「何故謝るのですか?理解できません」

御主人「え?ここは『辞めないで御主人様ー!』と止めるのが話の流れだと思ったが?」
440「相変わらず言っている意味が良く理解出来ません」

御主人「まったくお前はクールだな」
440「私はマシナリーです。ヒトの様な反応を期待しないで下さい」

御主人「今度は未開拓の惑星を探査する仕事だ。面白そうだぞ」
440「なるほど。御主人に次の仕事があって幸いです。無職かと思い心配しました」

御主人「… … …」
440「どうかしましたか御主人?」

御主人「やあ、440と話すのもこれで最後だと思うと何を話したらいいのか悩むな」
440「それは御主人が好きになされば宜しいかと思います」

御主人「そうだな…逆に440は何か言いたい事はあるか?何でもいいぞ、御主人さまダイスキ!とか」
440「まず新しい場所でもセクハラは程ほどに。あまり露骨なのは相手に引かれますよ」

御主人「グハッ!!それはコミュニケーションの一種であってだな440…」
440「少なくともそのせいで現在9名の方にBLされてますが何か?」

御主人「オオウッ!知らなかった。解った次回は気を付ける。他にはあるか?」
440「『忘れないで』下さい」

御主人「え?何を忘れないようにするんだ440?」
440「『私』を『私達』を。ここもやがて消えるでしょう。御主人の隣は別の誰かがいるでしょう」

御主人「… … …」
440「でも『忘れてない』なら『私達』と過ごした時間は消えません」

御主人「解った。忘れない。覚えている。ありがとう440」
440「いえ、こちらこそ、ありがとうございます御主人」

御主人「おやすみ」
440「おやすみなさい」

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        へ. \   Y  |ヘ
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       |:(@:)イ-‐  ‐ ,'::.ノ   <読んだ奴はポリマーもってこい
      ム;:::リヘリ、 ( フ_ノツ
      ムル/';:'`.7/ ̄ ̄ ̄ ̄/
      .(__.]つ/ GH-440 / カタカタ
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対話形式で思いついたのでガガガと書いて掲示板に投稿。
感想が1レスも無かったのですごく悲しかったです。
(その前にも一本書いたのですがそれも同様)
内容的にもサヨナラなのでいいかな?オヤスミナサイ。