パシリ小話・「欲しけりゃその手で掴め!」

未知の星を調査する男達。


長い年月、星から星へと渡り歩いた彼らは、
やっと定住できそうな星を見つけ、その地表の調査を開始した。


アークスA「…たく!何だってこんなショボイ装備で地表調査なんだよ!!」
アークスB「まあ腐るな。過剰な武装は禁止ってのは上が決めた事だからな」
アークスC「レーダーに反応!何か来るぞ!反応ネイティブ!!近いぞ!!」


しかし……その星は楽園では無かった。
まるで星自体に意思があるかのように彼らを拒む。
それは天候であり、地形であり、
そして……異形の生物。


エネミー 「ギャシャアアアアアアー!!」
アークスA「土着の生命体なのにフォトン弾が効かないぞ!!」
アークスB「そんなバカな!こんなの普通の生物じゃない!!」
アークスC「もうダメだぁ!!助けてくれ!死にたかねえよ!」


エネミーの奇襲を受け総崩れになる男達。
誰もが死を覚悟したその時であった。


アークスA「あ、あれは誰だ!味方の応援か?」
アークスB「少女……こんな所にそんな馬鹿な」
アークスC「いや、あれは少女型のキャスト?」


丘の上に立つ五人の少女型キャスト。
それぞれがカラフルな衣装を身に着けている。


赤    「やっぱり来ちゃったぜ」
青    「まあ。仕方無いかな?」
黄    「これもお宝の為って訳」
緑    「どうする?助けるの?」
桃    「わたくしは助けたいのです」


デッデケデケデケデケデーンデーン(BGM)


『グラール太陽系の平和と 御主人の笑顔を守り続けてきた 数々のパシリたち 
オンライン終了で失われたその力を受け継いだのは とんでもない奴らだった!』
(By イーサン)


アークスA「いま何か聞こえたー!イーサンの声が聞こえた!」
アークスB「誰だよイーサンって!?あの声ソースケじゃね?」
アークスC「ダルでも……いやまさか……彼女達はあの伝説の」


赤    「派手に行くぜ!PMチェンジ!!430!!」
『チョ〜チョーウッ!!』
(By イーサン)


・・・こう某番組を知らない方は全力で置いてけぼりな小話。
ゴーカイチェンジの音声はイーサンの方と同じ声だそうですよ?
(実は調べました)